Voiceartistrmのブログ

人生における声の役割にいて

YouTuberステハゲさんの魅力を分析




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私は最近ステハゲさんのYouTubeにはまっている。奇抜で滑稽なことをする事が多くあらぬ誤解の目でみる人もいるかも知れないが、そんななかにも何か強烈なメッセージを放っているようでならない。普段ふざけてる分真面目な話をするときは、鋭くそのギャップが人々の耳をかたむける要因かもしれない。 なぜ人気があるのか彼の魅力を分析しつつ、自分らしく生きるヒントも隠されていたので解説したい。

1、そもそも自分を良く見せようとしていない。カッコつけてない。 嫌われてもいい精神。 普段日常の人間関係でも、人から良く思われたいとか嫌われたくない、と思って良かれと思った事が以外と裏目に出るとか逆に嫌われる事がある。ありのままの自分を見せる勇気❗ そしてあえて黒い部分、マイナスな、ネガティブな、部分を見せることです。この一面をしっかり魅せることで共感を得ている。人は、良い面ばかり見せつけられると、ほんとかな?!って疑ってかかるもの。 

 

2、喜怒哀楽が激しい。

人によっては、情緒不安定に映りますが、、、  人間味を感じる。  普段、喜怒哀楽全部をみせる人はほとんどいないですよね。社会人になったらホントに! 周りが装ってる人ばかりだと、なおのこと刺激的に映る。 本来あるべき人間の姿かもしれない。

 

3、声力がある。

声に芯がある。 声を多用に操る。 低い声で、ぼそぼそと話す時もあれば、奇声を発したり叫んだり。罵声を浴びせたり、バリエーション豊。 シチュエーションにあわせた声を器用に つかいわけている。彼の普段の地声は、けっこう低いと思います。しかしながらマイクにのるためにトーンをあげ声を張ってる。その意識がけっこう伝わる。  声の抑揚や強弱は、聞いてる人々を引き込む力があります。そもそもいろんな表情を見せるのでそれに比例してそういう声になるのは当然。普段の我々にもこの声の使い方は勉強になるなぁと〈罵声や奇声は別ですが〉この声については、別ブログで、詳しく❕

 

4、誰に何を伝えたいか明確。

 ふざけてる動画がほとんどですが、そんな中にも自分が伝えたいメッセージを短く入れています。

 彼の動画は、 先輩陰キャ→後輩陰キャですね。kidsとかいってますが〈笑〉 ここがほんとに明確で、彼の軸となる部分。

 こんな先輩陰キャみたくなるなよ❕的な戒め要素もありますが、逆に陰キャ、コミュ障でも一人でここまでの事ができるのだぞ!と、言わんばかりの映像です。一人でというのが非常に重要ですね。 後輩陰キャに大いなる勇気を与えていることでしょう。 

結局、陽キャなんかは、群れてなきゃ何もできないじゃん、酒が入らないとイキれないじゃん!! といった皮肉る意味合いもありますね。

 

5、ネット民をしっかり熟知している。

彼は素の自分を出してる部分もあれば多少演じてる部分もあるでしょう。表情も含めて。 しかし根本にあるのは観ている人々を楽しませる。 あえて、滑稽な、ひょうきんすぎる動きや、表情、声。また、みすぼらしく映るように演出してセルフブランディングを構築しています。天才的です。

 突っ込み所満載をあえて提供しているようにも思えます。 それはなぜかと言うとネット民をしっかり熟知しているからです。 ネット民は、鋭く突っ込みたい、攻撃したい欲が強い!っていう心理をよんでいます。 顔が見られなくて匿名だから日頃日常では言えないような事を書きたいのです我々は。 その欲の場をコメント欄という場所で提供しているようにも思えます。 しかしステハゲさんのコメント欄は、批判や攻撃的なものではなく、皮肉たっぷりの大喜利で、埋め尽くされいます。愛情の裏返しですね😃

 

6、ストーリー性がある。

彼の日常におこる様々な出来事を動画にしています。良い事も、もちろん悲運な事も。 人には言えないプライベート過ぎると思う事も、公開しています。 これは真似できない。 彼は自分の生きざまをコンテンツ化している。 だからその続きが気になってまた見たいと、思わせるのだ。

 

7、 闘っている

彼は、過去に浪人もし、2つの大学を中退し、今通っている大学も停学処分をくらって、、、留年も確定した。 悲劇的な出来事の連続。そんななか、今通っている大学と、バトルをはじめてしまう。どんな理由かネタバレしてしまうので詳しくは書きませんが。

 個人VS組織、言い換えると弱者VS強者。 この構図はマンガ、ドラマ、映画など様々なコンテンツで出てきますね。  闘うものは美しい、カッコいい。 またリアル感がハンパナイ。まさにノンフィクション。  だから自然と、弱者を応援したくなるのが人間の常である事は、いうまでもない。

 

8、メンタルが強い

 人目をはばからず歌ったり、 人混みでも喋りながら一人で撮影している。 人の迷惑にならないように配慮はしていますが、 人目を気にしないというレベルではない。 このメンタルの強さは、憧れの的になるのかもです。

 

9、社会の常識、流れにのらない。

YouTubeのキーワード検索や、時事ネタを意識しての動画作りは、やっているけど、編集や、撮影スタイルは、自己流。 初期の頃は多少の編集は、していますが、最近の動画では、ノーカットノー編集が主流になっている。

 10分以上のしゃべりは、ほぼアドリブじゃないですかね。 一人演劇なんかも一発撮りでしょうね。  自転車に乗ってる映像なんかは、ガタガタぶれぶれの映像なんですが気にせずといった思いきりの良さ 笑。  最近のYouTuberは、編集に凝っている人が多く、内容もテレビよりになってきている傾向にあるなか、そんな流れにのらずに我が道をゆく❗といった感じですね。  逆に視聴者からしたらその素人っぽさが際立って親近感をいだくポイントになっているのですね。

 

10、短所、コンプレックスを逆に生かしそれを武器に笑いに変えている。

 彼は気にしていないのかもしれないですが、モジャモジャの髪の毛に、+寝癖で、爆発状態です。そして、ひげ面。トレードマークになっている!

 人によっては、それが嫌いという人がいるが、それに相反してそれが可愛く癖になるという人もいるのです。まさにコンプレックスを武器に強みに変えています。


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 終わりに

 

彼がYouTubeを始めた理由がお金かもしれないですが、結果的に人々に笑いや勇気を与えているのですから立派な価値です。

また、彼の動画に頻繁に出てくる、激しく動いて錯乱状態にもみえるが急に静になり我にかえってキョトンとした表情をする。  自分なりの見解ですが、我々にある精神状態を表しているようにもみえる。 健常者でも非健常者の一部を持っていてそれはほんとに紙一重でつながっている。 そのあやうい精神に耐えられなく鬱になったり自殺してしまう人もいる。 

 彼に教わる部分は、しっかり自己表現して自分を解放するということ。彼の場合は、動画コンテンツ。

何でもいいと思う。音楽、絵でも!